うづきの

うづきが娯楽作品の感想を書き連ねるだけの場所です

アニメ感想 2018冬(水)その2

モンハン、月曜に届くらしいです。楽しみすぎて明日仕事サボりたい。

 

遊戯王VRAINS

財前さんがプレイメーカーのために自らを犠牲にしてしまいました。

しかしその想いと覚悟はプレイメーカーにしっかりと届き、これまでの布石も活かして

見事スペクターを倒して先へ進むことへ!

いよいよ出てくるのか……あの男が!!!

 

ダメプリ ANIME CARAVAN

ナレク、人参嫌いとか戦場に出たら死ぬぞ!

それはともかく、王子たちのそれぞれの役割がようやく見えてきた気がしますね……。

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

少し人の心が理解出来てるヴァイオレット!!!

からの調子に乗ったアイリスが転ぶ、これは世界の真理の一つですね。仕方ない。

 

さて、生まれ故郷から指名が入り意気揚々と凱旋するはずのアイリスでしたがアバンで

転んで腕を負傷してしまい、タイピングできないため修行も兼ねてヴァイオレットが

付き添うことに。長旅を経て故郷に辿り着くも水たまりに足を汚してしまい、不機嫌な

アイリスを出迎えたのは家族一同。

そこで判明した今回の依頼主はなんと母親の偽名でした。だと思った!

 

母親は見事なお節介焼きの気性のようで、アイリスの誕生日パーティーを開くついでに

婿探しも兼ねて招待状を書きたいと依頼してきました。

田舎に暮らす家族と都会に出た者のすれ違いはよくあること、とはいえ親の心子知らず

子の心親知らずとはよく言ったもので、アイリスは母親を迷惑に感じてしまいます。

 

さらに招待客の中にはかつてアイリスが振られた男性の名前もあり、バツが悪い彼女は

男性には送らなくて良いと代筆役のヴァイオレットに指示しますが当然のように彼にも

招待状を送ってしまいます。まぁ今回の依頼主はアイリスの母親なので、その指示を

優先した彼女の判断は確かに正しいんですけれども。

 

案の定、アイリスは傷つきパーティーはお開きに。その理由を聞いたヴァイオレットは

アイリスを気遣う家族に彼とのことを話してしまいます。そのことを強く責め立てると

「少しわかった気でいたが、やはり自分はまだ人の心がわからない」と己の非を認め

謝罪するヴァイオレットに、冷静になるアイリス。

ここで素直に謝ることが出来たのは彼女の芯が深い優しさに満ちているからでしょう。

故郷までの列車の中の様子でもそれがわかりました。

 

ヴァイオレットが自動書記人形になりたい理由を聞き、少しだけ彼女自身を理解できた

アイリスはそんな彼女に招待客へのお詫びの手紙を依頼します。そこに追撃として

彼への手紙と両親への手紙を提案するヴァイオレット。この無機質な優しさは、彼女の

義肢のように、冷たく見えていつも誰かのために伸ばされる手なのでしょう。アバンで

転ぶ瞬間のアイリスに真っ先に反応し、その手を掴もうとしたのもそういったふとした

瞬間の感情の表れなのかも知れません。

 

帰りの列車に乗る時も来た時同様、水たまりに足を取られるアイリス。

しかしその水たまりに映るのは青く澄んだ空でした。それはまるで彼女の心象風景の

ようにも思えます。見送りにきた両親とも気持ち良く別れることができ、その際に

誕生日プレゼントとして送られたのは先程見た空のように真っ青なアイリスの花。

手紙を書いたヴァイオレットに感謝と、その名前の由来を話すアイリスはこれから先

より良い自動書記人形となることでしょう。

そして名の由来を聞いてヴァイオレットも、かつて少佐に名付けられた日のことを

思い出します。少佐の「君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ」という

言葉と「愛している」を理解できる日が彼女に訪れることを願わずにはいられません。